新型コロナ (Mainichi)

「欧州の至宝で心に栄養を」 大分県立美術館、感染防止対策して特別内覧会

By April 7, 2020 No Comments
大分県立美術館=大分市で、江刺弘子撮影

 新型コロナウイルス感染拡大で休館していた大分市の大分県立美術館が、感染防止対策を施したうえで、「県芸術文化友の会びび」有料会員対象の特別内覧会を3日から始めた。感染拡大防止のための不自由な生活が続く中、芸術、文化に触れて心の栄養にしてもらおうと実施した。

 内覧は「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」に限定している。欧州の小国・リヒテンシュタインに元首を送り出している侯爵家が400年以上前から収集した美術品を紹介するもの。3月6日~4月19日の予定だったが、3月2日から臨時休館となったため、利用者の目に触れることがなかった。

 館内には細密な宗教画や歴史画、静物画のほか、18世紀に欧州で親しまれた、有田焼に金属の装飾を施したつぼなど豪華で華麗な約130点が並ぶ。感染防止のため、来館者はマスクを着用し、手指を消毒する。館側は、足が止まりがちな説明パネルの内容を載せた紙を配布したり、チケット購入者に一定間隔を空けるよう呼びかけたりしている。レストランや売店は利用不可とした。

 新年度初の週末となった4日、マスク姿の来館者が展示を楽しんでいた。問題がなければ、同館は県立埋蔵文化財センター(同市)、県立歴史博物館(宇佐市)と共に6日から本格的に再開する。【津島史人】

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