新型コロナ (Mainichi)

オンライン周知、待合室設置…「転勤族の多い街」福岡市 転出入殺到で感染拡大不安

By May 12, 2020 No Comments
転入届などの手続きで混み合う受付窓口=福岡市博多区の博多区役所で2020年4月6日午前10時59分、田鍋公也撮影

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、転勤族の多い街として知られる福岡市が、引っ越しシーズンに伴う転出入手続きの対応に頭を悩ませている。3月末のピークを過ぎても区役所の窓口には行列が途切れず、感染を心配する市民の声を受けて一部の区役所は新たに待合室を設けるなど、混雑を緩和する取り組みを始めた。

 「ウイルスの不安があるのであまり中で待ちたくない」。福岡県久留米市から転入してきた男性会社員(27)は6日朝、手続き待ちで混み合う博多区役所の庁内を避け、外で転入届の順番を待っていた。博多区の人口は約24万人。東区、南区に次いで多く、例年3月末から窓口に転出入者が殺到するが、ピークを過ぎたこの日も朝から多くの人が詰めかけていた。

 企業の支店が多い福岡市は転入者が多い街だ。福岡アジア都市研究所が2015年の国勢調査を分析したところ、その5年前の居住地が福岡市外だった市民は14・9%。政令市では15・6%の川崎市などとともに高水準だった。一方、福岡市によると年間に約19万件ある転出入届・転居届のうち約5万件が3~4月に集中する。最大2~3時間かかる窓口での待ち時間の短縮が以前から急務となっていた。

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