新型コロナ (Mainichi)

オンライン授業でも著作物利用可能に 文化庁、新型コロナで改正著作権法前倒しへ

By May 4, 2020 No Comments
文化庁=東京都千代田区霞が関で、根岸基弘撮影

 文化庁は、オンライン授業の教材として文学作品などを使用する際、今月から著作権者の許諾を不要とする方針を固めた。改正著作権法を施行する。来年4月ごろからを予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって教育機関でオンライン授業の需要が高まっているため、大幅な前倒しに踏み切る。

 また、著作権者側の補償金の受け取りや分配の窓口となる「授業目的公衆送信補償金等管理協会」(東京都港区)は6日、今年度は作品などの補償金を特例的に無償とすることを決めた。これによって年度内のオンライン授業では、著作権者の許諾を得ずに、音楽や文学などの作品を無料で使用できる見通しとなった。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンライン授業を導入する動きは広がっている。三重大は前期の授業を原則すべてオンラインで実施する。国際教養大(秋田市)も7月までの「春学期」の授業をすべてオンラインで実施する予定だ。熊本市立小中学校など、大学以外でも採用の動きがある。【大久保昂】

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