新型コロナ (Mainichi)

グーグル 店や公園などの訪問率データ公開 感染症対策の分析に

By April 5, 2020 No Comments
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、IT大手のグーグルは3日、食料品店や公園などに人がどれだけ訪れたかが分かる「訪問率」のデータ公開を始めた。対象は世界131カ国で、日本では県別のデータをグラフ形式で表示。感染症対策の専門家の分析や今後の政策判断に役立ててもらうのが狙いだという。

 訪問率で示すのは、娯楽関連施設▽食料品店・ドラッグストア▽公園▽公共交通機関▽職場▽住宅――の6種類で、具体的な地名や店名は分からない。時間軸は数週間単位の傾向と合わせて、48~72時間前の最新情報を表示しているものの、示すのは増減率のグラフのみで絶対数ではない。このデータを用いることで、企業が在宅勤務を実施したり、政府が自宅待機命令を出したりした場合の人の行動の変化を分析できる。

 データ集計に用いるのは、グーグルマップなどで混雑状況を示す際に用いるような匿名データのため、個人の位置や連絡先などは特定できないという。グーグルは「感染症対策の専門家が持つ情報と組み合わせることで、パンデミック対策における意思決定に役立ててもらいたい」とコメントしている。【宮崎稔樹】

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