

新型コロナウイルス感染への不安から病院受診を控える動きが広がる中、ドラッグストアで風邪薬などの市販薬が売り上げを伸ばしている。外出自粛の長期化による生活習慣や体調の変化から意外な薬も売れている。ただ、症状が軽い人が受診を控えることは病院での感染リスクを減らす一方で、感染に気付かないまま無理を重ねることにもなりかねず注意が必要だ。
「風邪薬の売り上げが3月ごろから伸びている。受診控えの影響だろう」。福岡市のドラッグストアチェーンの担当者が明かす。4月は風邪薬が前年同月より1割、喉やせきの薬に限れば5割それぞれ増加。別のドラッグストアチェーンも例年の今の時期に比べ売り上げが2倍になった解熱鎮痛剤があるという。
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