新型コロナ (Mainichi)

マスク高騰や診療制限、スペイン風邪 100年前の報道、今と類似

By March 28, 2020 No Comments
1918年11月7日付けの東京日日新聞7面。インフルエンザが猛威を振るった時期で、「電車でせきを避けよ」と現代でも通じそうな記事が掲載されている

 「電車でせきを避けよ」の見出しに、マスクの高額販売の横行や大病院による診療制限――。新型コロナウイルス感染拡大のニュースではなく、今から約100年前、後に「スペイン風邪」として知られるインフルエンザ大流行時の新聞記事だ。国内で約39万人もの死者が出たとされる「パンデミック」はどう始まり、どう終息したのか。当時の報道から経緯を追った。【大村健一】

 毎日新聞の前身「東京日日新聞」の記事を調べた。1872年に創刊された東京で最初の日刊紙で、1911年に大阪毎日新聞と合併した後も、43年に毎日新聞に題号が統一されるまで「東京日日」として発行された。スペイン風邪が流行した当時は1日8ページで朝刊のみだった。

 スペイン風邪は18~20年に世界的に流行したインフルエンザ。日本で最初に報じられたのは18年5月、力士の「風邪」としてだった。

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