新型コロナ (Mainichi)

大阪府主催行事の再開延期 4月3日まで、府立校部活も 感染急増指摘で方針転換

By March 20, 2020 No Comments
大阪府庁=大阪市中央区大手前で2019年2月25日、芝村侑美撮影

 大阪府は20日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、21日から条件付きで再開する方針だった府主催のイベントや府立学校の部活動などについて、4月3日まで原則中止の措置を続けることを決めた。国の専門家が患者が急増する危険性を指摘しており、吉村洋文知事は「重く受け止める必要がある」と話して方針転換した。以降の対応は改めて判断する。

 府は13日の会議で「社会・経済活動を徐々に戻す必要がある」として、室内の定期的な換気などウイルスの特性を踏まえた対策を条件に府主催のイベントなどを再開する方針を確認していた。

 20日の会議では、大阪・兵庫間の3連休中の往来自粛を呼びかける根拠となった厚生労働省の専門家の試算が報告された。2府県では4月3日までの1週間で患者数が3374人(うち重症者227人)に増加するとの内容で、担当部局は「感染者数が急速に増加し、医療提供が難しくなる可能性がある」とした。感染経路が特定できなかったり、海外から帰国した人の感染事例が増えたりしていることへの懸念も出され、再開の延期が決まった。4月3日までは府有施設の休館も継続し、市町村などにも同様の対応を要請する。

 吉村知事は19日に呼びかけた大阪と兵庫間の不要不急の往来自粛について「影響力が大きい。緊急事態宣言のない中での長期的な呼びかけは行き過ぎだ」として、あくまで3連休中に限った措置だと強調した。【石川将来、道下寛子】

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