新型コロナ (Mainichi)

学校再開方針「大丈夫?」 兵庫の高校生がネットで休校延長求める署名

By April 5, 2020 No Comments
学校の教室(写真はイメージ)=ゲッティ

 兵庫県と県教委が8日から県立学校を再開させると決めた一方、県内の高校に通う高校生らが3日、ゴールデンウイークまでの休校延長を求める署名活動をインターネットで始めた。県議会に提出する予定で、呼び掛けた生徒は「実際に学校に通う自分たちの声を聞いてほしい」と訴える。

 「感染者が増加している中、本当に大丈夫なのか」。神戸市の高校に通う2年生の男子生徒(16)は再開の方針に疑問を抱く。ツイッターで友人らに呼び掛け、県議や神戸市議にも不安を伝えるメッセージを送った。

 3月3日に休校になってから1カ月間、ほとんどの時間を家で過ごした。部活動は3月下旬から再開したが、週2回で各2時間以内に限られる。5月の文化祭は6月以降に延期。同じクラスの友達と会えない日が続き、新入生との交流会も中止になった。「早く学校に行きたい」というのが本音だ。

 ただ、感染への危機感は日増しに強まる。「命が一番大事なのではないか。若者は重症化しないと聞くが、絶対とは言えないと思う」と不安を感じている。

 こうした生徒の不安は県教委も把握しており「再開後2週間は欠席扱いをしない」ことも決めた。体育保健課の担当者は「不安は当然のこと。自宅待機でも構わない」と話す。

 一方で県教委には「ずっと家にいるのは限界」と早期再開を望む保護者の声も多く寄せられていた。担当者は「加えて生徒の『学ぶ権利』を保障する必要もあった。再開後も感染状況が変われば臨機応変に対応したい」と説明している。【韓光勲】

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