新型コロナ (Mainichi)

新型コロナ 働く妊婦に配慮を 在宅・時差通勤、マスク配布も 厚労省が対策

By April 4, 2020 No Comments
マスク=ゲッティ

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、厚生労働省は1日、妊娠中の女性の感染防止に向けた対策をまとめた。通勤時や職場での感染が懸念されることから、妊娠中の女性労働者が休みやすい環境の整備や、テレワーク、時差通勤の促進を求めている。さらに自治体を通じて布製マスクを配布する。

 厚労省は経団連などの経済団体や連合に協力を要請。新型コロナウイルスに関連して、妊娠中の女性労働者を休ませた場合の賃金については「労使話し合いの上、有給の特別休暇制度を設けるなどして手当を支払うよう定めることが望ましい」としている。

 また、同省は今月中旬以降、自治体の保健所などで妊婦1人につき布製マスク2枚を配布する。「こまめな手洗いや、人混みを避けるなど防止策を徹底してほしい」とし、風邪の症状や37・5度以上の発熱が2日程度続く場合などは早めに帰国者・接触者相談センターに相談するよう求めている。

 妊婦への対策を巡っては、3月末の参院予算委員会で野党議員が「『働きながら感染予防は困難だ、決死の覚悟で通勤している』という声が届いている」「国が制度的に担保しなければ、休みたくても休めない。国として対策すべきだ」などと質問。対応の遅れを指摘する声が上がっていた。【中川聡子】

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