新型コロナ (Mainichi)

日中韓外相、新型コロナ感染防止協力を確認 保健担当閣僚協議開催へ

By March 20, 2020 No Comments
茂木敏充外相=川田雅浩撮影

 茂木敏充外相は20日、中国の王毅国務委員兼外相、韓国の康京和(カンギョンファ)外相とテレビ電話で協議し、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて、ワクチン開発や医療物資の円滑な輸出入などで協力を強化することを確認した。茂木氏は今夏の東京オリンピック・パラリンピックを「完全な形で実施したい」と述べ、中韓両国から支持を得た。

 日中韓外相のテレビ電話協議は初めて。情報共有や国際的な公衆衛生対策への協力でも一致。早期に保健担当閣僚による協議を開催することも申し合わせた。

 東京五輪を巡っては、安倍晋三首相が16日の主要7カ国(G7)首脳のテレビ電話協議で「完全な形での実施」を表明し、各国から支持を得たとしている。王氏は「良い形で東京五輪が開催されることを期待している」と述べ、康氏も「日本の立場を支持したい」と応じたという。

 異例のテレビ電話協議のためトラブルもあった。日本外務省では、中国の通訳の音声が雑音で乱れ、茂木氏は英語で「発言を繰り返してもらえますか」と呼びかけた。また、韓国外務省では、モニターに、日中両国の外相の姿が映らない場面もあった。

 茂木氏は20日、イランのザリフ外相とも電話で協議し、国際的な連携を強化することを確認した。【杉直樹、ソウル堀山明子】

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