新型コロナ (Mainichi)

福岡県の感染者100人 県内の指定病床数超える 受け入れ先確保急ぐ

By April 4, 2020 No Comments
福岡県庁

 新型コロナウイルスの感染が広がっている福岡県では、感染者数が県内の指定医療機関に整備している計66床の感染症病床数を超えている。2日時点の感染者は100人。北九州市で発生した院内感染の患者の一部が転院せず治療を受けていることなどから満床になっていないが、県が受け入れ病床の確保を急ピッチで進めている。

 県によると、県内12カ所の感染症指定医療機関の病床数は計66床。100人の感染者に重症者はおらず、うち6人は退院している。今後の感染拡大に備え、県は指定医療機関の一般病床や県内76カ所の協力医療機関で受け入れてもらう取り決めをしている。

 また、症状に応じて受け入れ医療機関を調整する態勢も始まった。3月31日に設置された救急の専門家らで構成する調整本部が、症状の軽重や持病の有無、妊婦や小児など専門的な医療の必要性を判断し、患者の受け入れ先を調整する。

 今後さらに感染者が増えた場合は、軽症者を公立・公的医療機関に入院してもらうことも検討する。担当者は「楽観的な状況ではないが、必要な病床数を確保するしかない」と話す。【吉住遊】

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