新型コロナ (Mainichi)

観光客減少で沖縄の観光収入1167億円減 副知事「沖縄経済は未曽有の危機に直面」

By April 5, 2020 No Comments
観光客が減少し、閑散としている国際通り=那覇市で2020年3月9日午後4時36分、遠藤孝康撮影

 沖縄県は3日、新型コロナウイルスの感染拡大による観光客の減少で、2~5月の観光収入が約1167億円減少するという推計を発表した。年間の観光収入の2割弱が4カ月間で失われるうえ、さらに影響が長期化する恐れもある。観光は沖縄の主要産業で、経済学者でもある富川盛武副知事は記者会見で「沖縄経済は未曽有の危機に直面している」と語った。

 県によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、県内では海外からのクルーズ船の寄港が軒並みキャンセルとなっており、3月24日以降は国際線も全便運休となっている。

 県の推計によると、2~5月の観光客数は外国人客を中心に前年同期から約167万人減り、ほぼ半数になる。それに伴う観光収入の減少も1166億8000万円に上り、経済波及効果は約1868億円のマイナスとした。

 沖縄では2001年に米国同時多発テロが起きた際、県内に集中する米軍基地へのテロ攻撃を懸念し、修学旅行などのキャンセルが相次いだ。【遠藤孝康】

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